続いてフライトコントローラの固定と配線作業です。

今回使うフライトコントローラはCC3D ATOMです。初心者向きで設定のしやすい安価なフライトコントローラCC3Dを機能はそのままに小型化したものです。ケース入りで重量は7.0gです。
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CC3D ATOM(以下CC3Dと表記)をPDBの上に両面テープでしっかりと固定します。CC3Dが飛行中にぐらつくようなことがあれば、中のジャイロセンサーが余分な振動を検知して誤動作のもとになるので、べったりと固定します。

載せた所で、各ESCからCC3Dに接続するサーボ信号線が長くて余っているので、抜き差しできるだけの余裕を見てカットします。
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次に、切った信号線の先にCC3Dの出力ピンに接続できるようにソケットコンタクトを圧着するのですが、そのためには、線の被覆を剥くワイヤーストリッパーとコンタクトを圧着する圧着ペンチが必要です。

自分が使ってるのがこのセットです。これで信号線の加工をしています。
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以下の圧着手順は正規の手順とは違う方法ですが、ご参考までに。
赤字の所は自分が独自で追加している箇所です。

被覆を剥いて、心線をねじってから半分に折ります(通常の倍に長さに剥く)
そして圧着ペンチで圧着しますが、差し込み位置を調整して圧着部の先で折り返すようにします
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コンタクトが剥き出しで隣同士でショートするので、熱収縮チューブをかぶせます。今回はたまたま透明のチューブを使ってます。
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最後にCC3Dの出力ピンに挿し込みます。
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ソケットコンタクトは普通はサーボコネクタのカバーに入れて使うのですが、今回はなるだけ根元から曲げたかった(コネクタカバーの後端までが無駄)ので、こんな方法を取りました。

次は、受信機とCC3Dとの接続です。今回はSBUS接続なので、+5VとGNDと受信機→CC3Dへの受信線の3本だけです。CC3D→受信機への送信線はコネクタから抜きます。コネクタのロックは待ち針で起こしてから抜きました。
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線が長いので普通なら束ねるところですが、重量を削りたいので短く加工して、撚ってからサーボコネクタカバーに挿します。
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加工した配線はCC3DのMainポートに挿します。相手は受信機の4ch(SBUS用ポート)に挿します。
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これでCC3Dの設置は完了です。100g超えちゃったよ。
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次回は、バッテリーとアンテナ周りの予定です。